合格体験記

F.S(慶應湘南藤沢帰国生、学習院中等科帰国生、逗子開成帰国生合格)

 僕は、5年生の夏頃にアメリカから帰国し、帰国生として受験に挑みました。帰国してすぐに帰国生専門の塾に入塾して国語と算数を学んでいました。しかし、模試では偏差値が低く、特に国語はまさに低空飛行状態で、急降下までしているようでした。このままでは受験をしないほうがいいのではないかと考えていたある日、友達が茅ヶ崎国語塾を勧めてくれました。
 国語塾に入って最初に学んだことは、語句、漢字などの知識の大切さです。僕は、以前は「どうせ漢字などは低い配点なんだろうし、やらなくてもいいや」と軽く考えていましたが、知識問題の重要さを知り、真剣に取り組むようになりました。
 国語塾に入塾してから偏差値が徐々に上がり始め(なぜか算数も)、6年生になる頃には偏差値は割と高めで安定するようになりました。そのころから国語塾で過去問を解き始めるようになりました。
 その時驚いたのは、田中先生の学習法です。先生は、僕の疲れ具合に合わせて解く時間を調整したり、時には抜き出す方法など解説しながら解いたりするなど、工夫してくれたのです。先生が問題ひとつひとつを丁寧に解説してくれたので、その解き方が身につきました。
 入試が近づくと田中先生は健康維持の方法や入試の心得など、勉強以外のことも教えてくれました。また、僕の面接の特訓もしてくれました。  最初の入試は12月4日の学習院中等科でした。国語は前日の先生のアドバイスが的中し、合格を勝ち取ることができました。 次の逗子開成の入試もうまくいきました。
 合格を二ついただいて、僕は、慶應湘南藤沢帰国生入試を受けるか迷っていましたが、田中先生がいけるかもしれないと言ってくれたので、1ヶ月死ぬ気で勉強しました。先生は慶應湘南藤沢に似ている出題傾向の問題に取り組ませたり、時間配分を考えたうえでの問題の飛ばし方などを教えてくれました。  そして、僕は慶應湘南藤沢の合格をいただくことができました。
 僕は、本当に田中先生に感謝しています。ありがとうございました!

 息子は、4歳から5年生の夏休みまで海外で暮らし、5年生の9月より帰国生のための専門受験塾に入り、本格的に受験勉強を始めました。しかし、どうしても国語に不安があり、友人の紹介で田中先生にお願いすることになりました。  国語塾では、苦手だった漢字や語句の問題に対して、毎週、時間を計ってテストしていただき、徹底的に漢字のトメやハネをチェックし、時間内に正確に書く練習をくり返すことで、見違えるほど字がきれいになりました。
 国語塾の最初の授業から、息子は、「すごくわかりやすい!」と目を輝かせて帰ってきました。当初は、私自身、塾に迷走しており、息子は4つの塾を掛け持ちしていて、宿題に追われて大変な時でしたが、国語塾の宿題は真っ先に終えるなど、モチベーション高く通うことができました。
 志望校には作文を課す学校があり、作文も数をこなす中で丁寧に特訓していただきました。帰国生入試は必ず面接がありますが、面接に関してもしっかり対応してくださり、本番を想定し、どんな質問がきても答えられるよう細かく練習していただきました。英語面接がある学校には、先生のご家族まで協力して頂き、みなさん親身になって特訓してくださったので、心から感動いたしました。また、親の面接もあって不安でしたので、親の面接練習までやっていただき、そのおかげで本番は落ち着いて臨むことができました。
 一方、出願書類に関しても、提出用紙をコピーして見ていただき、細かく添削していただきました。  志望校ごとに細かい出題傾向を熟知した田中先生のきめ細かいご指導により、安心してお任せすることができ、親子共々、田中先生のご指導なしでは合格できなかったと心から思っております。ありがとうございました。

R.T(東京大学理科一類合格)

 息子は中学受験の時に茅ヶ崎国語塾で苦手な国語を最後にグッと押し上げていただき、第一志望の私立中高一貫校に進学しました。運動系の部活に所属した息子は、中学3年間部活三昧の生活でしたので、私は勉強のことを少し心配しましたが、こんなにも一つの事に打ち込めるのは今しか出来ない貴重な経験と思い、応援していました。
 とはいいつつ、このまま6年間部活だけやって中高生活を終えるのかなぁと思っていましたが、高校生になると自然と視野がひろがり、部活以外の学校行事や学外のイベントにも参加するようになりました。勉強関係では競技科学に興味を持ち、部活後、眠い目を擦りながら独学で学習を進め挑戦していました。そこから自然と東京大学を目指すようになったのですが、得意科目の理科数学はなんとかなりそうでしたが、今まで興味を持たなかった英語の成績がひどく、高2のときの東大同日模試では、東大はもちろん、センター試験の問題すら心配な状態でした。
 一方、国語に関しては、田中先生とのご縁を継続させたいという私の希望から、夏休みなどの長期休みに、1,2回ほど講習をいれていただき、ぽつぽつと国語の授業を受けていたせいか、英語ほど悪くない点数でした。
 東大の二次試験は、英語120数学120国語80理科120(2科目60+60)の440点満点で250点位取れれば合格できるわけなんですが、「得意の理数で200点近く稼げれば、英語がかなり悪くても何とかなる」と得意科目に頼った計画をたてる息子にハラハラしながらも、私は息子の考えを肯定し、英語は入試で点が取れなくても今後必要になるツールだから、やれるだけはやろう、そして、理系科目に加え、国語でも英語の失点をカバーができるように準備しようということになりました。  高3一学期は部活と競技科学がまだ継続していたため、受験対策は英単語・文法だけで、夏休みからやっと本格的な受験勉強が始まりました。
 国語塾にも180分授業を数回いれていただくようお願いしていましたが、息子と田中先生相談して組み立てた国語の授業日程は、180分授業1回と90分授業2回だけでした。「他教科に時間を割きたい、古文漢文は自分で出来る」という息子の主張に先生が寄り添った形でした。
 国語の授業回数が少ないのではないかと心配でしたが、田中先生と息子がそれでいいと言っている以上、何も言うことはありませんでした。
 田中先生は御自身の指導教科の国語さえ力がつけばいいとは考えておらず、息子の全体的な状況を踏まえて授業計画を組み立てて下さいました。結果、二学期以降も月1回程度180分授業で東大の過去問に取り組むのみで、あとはセンターが終わったあと、二次試験直前の3回の授業で仕上げていただきました。
 国語塾の授業は決して頻繁ではないものの、常に途切れず国語を意識する機会を持つことができたこと、また、入試直前期にほぼずっと自宅で勉強していた息子にとって、外の風にあたり、田中先生との会話を通じてリフレッシュできたことが、すごく良かったと思っています。
 国語塾最後の授業で、「国語に関しては大丈夫そうだな」と本人が思うことができたようで、その頃には理数も仕上がっていたので、英語に不安がありながらも落ち着いた精神状態で本番の試験に臨むことができたと思います。
 入試本番では、一日目の国語と数学に手ごたえがあったため気が緩んでしまい、得点源となるはずの二日目の理科でイージーミスや時間配分の失敗をしてしまい、肝を冷やしたそうですが、逆に英語の感触は悪くなく、気持ち的に救われたようでした。本当に入試当日は何が起こるかわからないものです。合格できて本当にホッとしました。
 それと、親のメンタルケアについてですが、一年を通じて不安だらけだった私にとって、田中先生と授業前後にやりとりするメールは心の支えでした。授業料を振り込みましたなどと理由をつけては事前に心配事を書いておくと、必ず授業中に様子を見てくださり、息子の様子や考えていることを教えてくださいました。
 大学受験は子ども自身の受験なので、親はただ信じて見守るしかないのですが、かなり自己流で大勢とは全く違うアプローチで進めていた息子の受験を何とか前向きにとらえ、支持し続けられたのは、田中先生が何の迷いもなく息子を認めてくださっていたおかげだと思っています。

D.A(京都府立大公共政策学部合格)

 僕が国語塾に入塾したのは高校一年生の秋でした。当時、学校の定期テストの国語は平均点くらいだったのに、河合塾の模試では国語の偏差値は40しか取れていませんでした。国語塾に入塾する前は、文章を読んでいざ問題に取りかかろう!としても、本文に何が書いてあったか全く覚えていない、つまり、ただ目で流しただけで内容を理解できていないという状態でした。これは、今思うと、現代文ができない人の典型でした。そんな僕の国語力を国語塾の田中先生が徹底的に底上げしてくれました。
 国語塾では記述問題を中心に勉強しました。授業で、本文中の下線部を具体化、あるいは抽象化して説明したり、文章の要旨や要約を書いたりしているうちに、文章を把握する力が格段についてきました。
 国語の記述問題は答えが一つでないため、一人で勉強することが難しいです。毎週、国語塾でたくさんの記述問題を解き、先生に添削してもらうことを繰り返すことにより、無駄なく確実に文章を把握する力をつけることができました。その結果、記述中心の授業でしたが、センター試験本番では、現代文で9割を越える点数を取ることができました。
 受験で大事なことは、どれだけ勉強に一生懸命取り組めるかだと思います。投げ出したくなる気持ちを我慢し、一つのことを継続し続けることはそう簡単にはできません。
 僕は、学校行事に積極的に参加し、どんなに辛くても全力で部活に取り組むことを積み重ねた結果、受験勉強を継続できました。日々の学校生活を疎かにせず何事にも全力に取り組んで、皆さんも志望校合格を目指してください。